青南プレゼンツ ブルースパワー A-サイド

株式会社青南商事はこの番組の活動を通じて、青森県弘前市のミュージックシーンを応援していきます。

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A-Side 第16回 2008/5/3
☆On Air 曲
1.Sweet Home Chicago/The Blues Brothers
今回は1980年(日本公開は81年)に大ヒットした映画「ブルーズ・ブラザーズ」を取り上げてみます。監督ジョン・ランディス、主演はジョン・ベルーシとダン・エイクロイドのふたり。ブルーズとR&B、そしてソウル・ミュージックを網羅したこの作品はゲストにレイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ジョン・リー・フッカーなど素晴らしいミュージシャンたちを出演させただけでなく、その挿入歌もストーリーに沿って実によく考えられた優れた映画だった。そして、この映画がその後の80年代のアメリカでのブルーズの復活に非常に大きな役割をしたのだった。
この曲「スウィート・ホーム・シカゴ」のオリジナルは30年代に録音されたロバート・ジョンソンだが、ブルーズ・ブラザーズはマジック・サムのカヴァーをカヴァーしたのだろうと思う。いまやブルーズのスタンダード曲のひとつでブルーズの中で最もポピュラーな曲かも知れない。

2.Shake A Tail Feather/Ray Charles
曲は1963年にファイブ・デュ・トーンズ(Five Du Tones)というセントルイスのR&Bグループがヒットさせたものだ。こういう隠れた名曲をブルーズ・ブラザーズのふたりは本当によく知っている。映画では楽器屋のオヤジ役で出演したレイ・チャールズの歌と演奏でファンキーなダンス・ミュージックとして完全に生き返ってました。

3.I Don't Know/The Blues Brothers
52年にピアニスト/シンガーのウィリー・メイボンが大ヒットさせた曲。ブルーズによりポップなR&Bの感覚の入ったノヴェルティな曲でジェイムズ・コットンなど多くのブルーズマンがカヴァーしている。

4.Jailhouse Rock/The Blues Brothers
言わずと知れた「監獄ロック」。57年にエルビス・プレスリーで超メガヒットになった曲ですが、同名の映画もありました。ブルーズ・ブラザーズの映画では最後の刑務所のシーンで歌われ囚人一同がパーティ化しておりました。ちなみにジェフ・ベックがアルバム「ベック・オラ」でカヴァーしたヴァージョンもカッコよくて私は大好きです。

☆今回のブルーズマン
The Blues Brothers(John Belushi,Dan Aykroyd)
今回のふたり、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドは元々ミュージシャンではなくて俳優・コメディアンであることはみなさんよくご存知と思います。それでふたりのキャリアなどについてはよく知られていると思うので、ここでは私の個人的な思い出を書いてみようと思います。
実は81年にこの映画「ブルーズ・ブラザーズ」のプロモーションのためにふたりが来日しました。来日しているある日、レコード会社の方から私のところに電話がかかってきて「ふたりが日本でブルーズを演奏している店があれば行ってみたいと言ってるんだけどどこかないですかね」ということだった。たまたま翌日に吉祥寺のライヴハウスでライヴがあった私は「よかったら来てもらってください」と誘った。当日、1部の演奏が終わる頃にやってきたふたりは映画とほとんど同じようなヒップな感じでした。ベルーシはホットパンツを穿いたクールな金髪のお姉ちゃんと同伴だったのを覚えてます。休憩時間に挨拶して少し話をしてみるとベルーシもエイクロイドもいい感じの人たちで、「映画の中でビッグ・ジョー・ターナーのアナログ・アルバムを使っていたけどあれってデッカ・レコードのオリジナル盤ですよね?」と言ったら、ベルーシは「よく、分かったなぁ、あれはオレのレコードなんだよ」と、えらく喜んでました。それでセッションしょうということになって"Sweet Home Chicago"他3曲やったのですが、ベルーシがそのライヴハウスの小さなステージでマイクスタンドなんかを片付けて映画と同じようにバク転したのには驚きました。運動神経のめちゃいいメタボ君でした。本人たちも私たちもすごく楽しんでいたのですが、マネージャーや取り巻きの人たちが「そろそろ帰ろう」という感じになったのでステージを終わり彼らは帰りかけました。その時アンコールがあったので"Gimme Some Lovin'"を私が歌い始めると、ベルーシは走ってまた店に入ってきて一緒に歌うというヒップな人でした。
休憩時間にベルーシは「ブルーズ・ブラザーズ」の続編を南部を舞台に作るんだと言ってました。その時にまた日本に来るから会おうと言っていたのに、翌年彼はドラッグの過剰摂取で亡くなってしまいました。
この映画は純粋なブルーズの映画というわけではありません。でも、多くの人たちに50年代や60年代のブルーズやR&B、ソウルの良さや楽しみ方を教えてくれた映画でした。シカゴ・マックスウェル・ストリートでジョン・リー・フッカーをストリート・ミュージシャンとして登場させ、ジェイムズ・ブラウンを神父にアレサ・フランクリンを食堂のおかみさんにそしてレイ・チャールズを楽器屋のオヤジに仕立てたアイデアは素晴らしいものです。挿入歌に使われている音楽にもニンマリとさせられました。

☆今回のお薦めアルバム
ザ・ブルース・ブラザーズ/Original Soundtrack
(アトランティック  WPCR-75274 )
このサウンド・トラックにはレイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、キャブ・キャロウェイなども収録されているが、これを買う前にDVD「ブルース・ブラザーズ」(販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)を先に買って観た方がいいと思う。本当に楽しいエンタテイメント・ブルース・映画だ。そして、それでジョン・ベルーシを好きになったら是非DVD「アニマル・ハウス」もご覧ください!私がコメディ映画のベスト5に必ず挙げる強烈にアホな映画です。

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