青南プレゼンツ ブルースパワー A-サイド

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Side A 2008年10月17日 On AIr

FREDDY KING

ブルーズ史上「3大キング」と言われる1人が今回のフレディ・ キング。1934年にテキサスで生まれている。

あとのふたりのキング、B.B.キング、アルバート・キングより

10才ほど年下なのに亡くなったのは一番早かった(ちなみにフレディはモダン・ブルーズの若手といわれたマジック・サムやオーティス・ラッ シュと同年代だ)。いまもB.B.が現役として素晴らしいステージを続けているがアルバートもすでに鬼籍に入り淋しい限りだ。

3人ともそれぞれ独自の演奏スタイルをもっていて、それぞれヒット曲 もあり黒人ブルーズマンとしてはポピュラーな存在で誰がいちばんということはない。

フレディ・キングが他のふたりのキングと最も違うところはギターのイ ンストルメンタル曲のヒットが多いことだろう。それ故に、ギタリストととしての注目度は最初から大きく、かのエリック・クラプトンも若き 日はこのフレディ・キングのギターのコピーに励んでいたというか、 「そのまんまフレディ」もたくさんある。そのクラプトンが「ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ」時代に録音しているフレディ・キ ングの最大のヒットをまず聴いてください。これが1960年リリースのオリジナル「ハイダウェイ」。

 

1.Hide Away/Freddy King

フレディ・キングは16才までテキサスに住んでいたのでテキサ ス・ブルーズギターの影響を随所に聴くことができるのだが、この「ハイダウェイ」ではライトニン・ホプキンスのテイストも聴くことができ ます。

いまやブルーズのインストルメンタル曲の定番です。

 

2.You're Got To Love Her With A Feeling

フレディは歌もギターもそのテンションの高さでロック系のギタリスト からの尊敬も多く集めているが、こういうゆったりとしたミディアム・テンポの曲での味わいもなかなかにいい。

本人はシカゴ・ブルーズギターの名手、ジミー・ロジャースも私淑して いたようでその片鱗もギターの所々で窺える。

 

3.I'm Tore Down

61年にビルボード・チャートの上位に挙がったフレディの看板曲のひとつ。これもクラプトンがカヴァーしているが、ステービー・レイボーン、忘れちゃいけないマジック・サムも録音しているいまやブルーズ・ クラシックスの1曲。「オレはもう君にメロメロ」と、どうしょうもなく女にホレてしまった歌。

 

4.Going Down

フレディ・キングのレコーディング歴は6066年のフェデ ラル/キング時代、6869年のコテリオン/アトランティック時代、70年代に入ってレオン・ラッセルのレーベ ルであるシェルター時代、そしてクラプトンのレーベルだった

RSOとなる。この"Going Down"はシェルター時代のアルバ ム"Getting Ready"に収録されている。歌もギターもテンションが高くかなりロック・テイストの強いものになっている。

 

最初に書いた3人のキングが60年代終わりから70年にかけてそれぞれ違うスタイルを取り入れていたことにいま気づいた。

B.B.キングはソウル的になりスティービー・ワンダーとのコラボがあり、アルバート・キングはスタックス・レコードでファンク・グループ のバーケーズなどをバックにファンク化していた。そして、このフレ ディはレオン・ラッセルやクラプトンとの交流がありロック方面に進出しロック・フェスティバルに出演していた映像なども残っている。実は 先日、ブートレッグ映像で「グランド・ファンク・レイルロード」のコ ンサートにオープニングで出演しているフレディを入手した。もう血管キレそうなくらいのテンションだった。

 

そのテンションの高さが原因だったわけでもないと思うが、フレディは 1976年に心臓病で42才という若さで亡くなってしまった。


☆今回のお薦めアルバム

Freddy King Sings/Freddy King P-Vine PCD-3831)


オリジナルは1961年アメリカのキング・レコードのリリース。これがフレディ・キングのファースト・アルバムだ。ギターのインパクトも強い人だがこのアルバムタイトルにもあるように"Sings"・・・歌も力強くて素晴らしい。今日On Airし た"You're Got To Love Her With A Feeling" "I'm ToreDown"が収録されているし、クラプトンが得意曲にしていたスロー・ブルーズ"Have You EverLoved A Woman"のオリジナルも入っている。私が初めて買ったフレディのアルバムはこれだった。もうアナログ・レコード盤は擦り切れて聴けない状態になり10年くらい前にCDを買った。そのくらい愛聴してきたアルバムだ。



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